読書メモ
デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化された計算機による侘と寂1の読書メモ.魔法の世紀 2 から3年,著者のパワーアップした考えがてんこ盛りに書かれた作品となっている.扱う話題が人工知能から荘子までべらぼうに広く,また非常に硬い文体であるため,…
シン・ニホン 1 の読書メモ.本書はファクトベースで現況・及び日本(国民)が打つべき手について幅広い観点から論じられている.読むには骨が折れるボリュームであるが,読むと著者が相当な熱量を以ってして書いていることが分かり,かつその知見は今後の行…
カーネル多変量解析 1 の読書メモ.データの解釈しやすさを保ちつつ非線形データに対応するカーネル法の基礎を知ることを目的に読み進めた.後半の理論的な部分に関しては自らの浅学な部分が災いし理解に至らず.今後の自分に期待. 以下に同書籍の気になる…
量子コンピュータが本当にわかる! ― 第一線開発者がやさしく明かすしくみと可能性 1 の読書メモ.著者は量子コンピュータ開発の最前線に立つ研究者である.量子コンピュータというコトバはよく聞くが,その中身を理解していない現状があり,当該書籍を手にと…
そのうちなんとかなるだろう 1 の読書メモ.著者は大学入試の評論でよく取り上げられている学者,のイメージが強いかもしれないが,合気道の高段位者であり,武道の概念を噛み砕いて言語化してある著書が多数確認される. 今回は,ぱっと読んだところ以下後…
ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書2 「勉強」と「仕事」はどこでつながるのか 1 の読書メモ.高校生の頃前作2から色々学ぶ点があり3,続編からも学べる点はあるのではないかと考え(今更ではあるが)読むことにした. 所感・引用(気になった部分) 以下3…
言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか [1] の読書メモ.読むモチベーションはというと,漫才についての考え方が体系的に書かれており,その考え方を知りたい…といった高尚なものではなかった.単純に以下の文章が心に引っかかって(というより何か共感を…
できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか 1 の読書メモ.著者は心理学者であり,本書はタイトルのとおり論文執筆の方法について指南したものである.みのんさんのツイート に触発されて読書を決意.文章執筆の心構えを知ることを目的に本…
魔法の世紀 1 の読書メモ.著者は自身をメディアアーティストと称し,波動現象を用いたメディア装置(音場を利用した Pixie Dust,電磁場を利用した Fairy Lights in Femtoseconds 等)を研究開発を専門としている.電磁波動現象に興味を持つ身として,著者…
情報理論1 の読書メモ.著者は情報幾何(情報理論と微分幾何学とを併せた学問分野)の第一人者であるためか,さわりの情報量(§1)の説明が非常に明快で分かりやすい2.そのため以下に備忘を示す. 「§1.1:情報量とエントロピー」のメモ 情報に共通な本質…
しくみがわかるベイズ統計と機械学習 1 の読書メモ.「ベイズ統計と機械学習の基礎理論を丁寧に解説」との紹介に違わず,ベイズ統計(+機械学習)の考え方で初学者がつまづきそうな部分について,これでもかというくらい丁寧に解説してあり2,痒いところに…
【読書メモ】知識を操る超読書術 知識を操る超読書術1 の読書メモ.帯の「全部読むな!」につられて購入.(自分にとって)重要な部分を全部読まずにどのように抽出可能であるか気になった読んだ.ちなみに帯につられた影響か,書籍全部は読んでいない. 結…
わかりやすい電波と情報伝送1の読書メモ.書店で偶然発見したものである.電磁波の記述について,今まで読んだものとは別視点の記述があり,購入を決定. 結果 以下2点が分かった. <その1> 以下の方程式を基本式とすると理解しやすい.ただし$\boldsymb…
企業の研究者をめざす皆さんへ:Research That Matters(参考 1) を読んでいる時に出てきた概念.プレゼンテーション(のスライド)作成の際に非常に役に立つと思われるのでメモする. Vertical Logic(参考 1, P.49) ボトムラインを1〜3行の文で表現し…
知ってはいけない現代史の正体 (参考文献 1) の読書メモ. ひょんなことから著者の YouTube チャンネルを知り,視聴していると著者の歴史観が学校で学ぶものと違うことに気づいた.詳細を知りたいと考え当該書籍を購入した.ちなみに YouTube チャンネルの…
サイボーグ時代:リアルとネットが融合する世界でやりたいことを実現する人生の戦略 の読書メモ.八重洲ブックセンターをぶらぶらしていた際にたまたま発見し,第2章の「万能主義からの脱却」の項目に心惹かれ購入に至る(最近何故かは分からないが,物事っ…
電波工学基礎シリーズ2 電波伝搬 の読書メモ.大学時代,研究背景を説明する際「電波伝搬」という語句を口にしていたが正直あまり理解しておらず,同語句の理解を深めることを目的として読むことに. 結果 電波伝搬の定義及び研究意義は序章に簡潔にまとめ…
「超」入門 微分積分 の読書メモ.当該著者の書籍は大学時代に食える数学を読んでおり,「自分の好きな分野は書籍内の『数学Ⅳ』であるのだな」と妙に納得した記憶がある.微分積分となると,理系の学生のほとんどが馴染みある分野である.しかし,入門書を読…
人生がときめく片づけの魔法-改訂版- の読書メモ.片付けがズボラな自分を変えるきっかけになれば,と考え本書籍を読む.本書籍は片付け(断捨離)ブームの火付け役となった近藤麻理恵(こんまり)の代表的な書籍の改訂版である.尚,続編として人生がときめ…
小説 天気の子 の読書メモ.映画鑑賞した際に一度では理解できない点があり,それらのディテールについて把握することを目的に読み始めた. 所感 登場人物の心理描写が細かくなされていて良かった(捨てられていた銃の経緯等,読んでも不明の部分はあったが…
天才はあきらめた の読書メモ.秀逸なワードセンスを持つ著者(南海キャンディーズ山里)の考え方の一端が覗けるかもしれないと考え購入,読書に至る.尚,個人的好きな著者のツッコミはM-1グランプリ2004の決勝戦で放った やべぇーぜ,日本が銃社会だったら…
バカと付き合うな の読書メモ.本書を読むきっかけとなったのは,ひょんなことから見かけた以下のスピーチである. キンコン西野 伝説のスピーチ「人生に失敗など存在しない」平成30年度近畿大学卒業式 このスピーチ,賛否両論あるが「人生では挑戦し続けよ…
働き方1.9 君も好きなことだけして生きていける の読書メモ.本書は芸人兼 YouTuber のヒロシが,一種の「職人」として不器用なりにどう働いているか(生きているか)を著したものである.本書の 僕が管理できるものはせいぜい半径5メートルなのだ.(P.51 …
死ぬこと以外かすり傷 の読書メモ.本にも関わらず著者の熱量に圧倒された.今回記事は web 上に個人メモを展開し,すぐに見返せるようにすること目的であったりする.以下引用. 引用(気になる部分) 人の何十倍も努力しろと言うけれど,人間はみな平等に…
ベイズ最適化でも使用されているガウス過程の初歩を理解するために「ガウス過程と機械学習」を読んでみた. 本書では第0章と題して,ガウス過程の overview を示している.そのため初学者でも非常に取っ付きやすい.自分も文章作成時は overview を示すと良…
ゼロから学ぶ統計力学 (ゼロから学ぶシリーズ) (参考文献1)を読んだので,所感等を備忘録としてメモする. (参考:Amazon ホームページ) https://www.amazon.co.jp/dp/4061546767/?tag=hatena_st1-22&ascsubtag=d-1hlkj 読むモチベーション 所感 引用(…