働き方1.9 君も好きなことだけして生きていける の読書メモ.本書は芸人兼 YouTuber のヒロシが,一種の「職人」として不器用なりにどう働いているか(生きているか)を著したものである.本書の
僕が管理できるものはせいぜい半径5メートルなのだ.(P.51 より)
なり(自分もマルチタスクできないな),
結局,体も心もむしばまれた僕は,テレビの世界を去ったわけだが,その時思ったのは,無理をして人に気に入られたり,やりたくもないことをやったりするくらいなら,無理をせず好きなことを自分のペースでやっていったほうがいいということだった.(P.112 より)
なり(マイペース大事だよね)何か似た部分を感じたので,どこか生きていく上でのヒントが書かれているのではないかと考え読み始める.
2点気になった部分があったので引用する.
引用(気になった部分)
その1.個人的には計算を通して新たな解釈ができることが「ただ好きである」.
中には「得意である」そのこと自体は好きだが,理由がその対象を好きだと言うより,得意なことを披露することで周りの人に褒められるのが快感である場合もあろう.(中略)
これなども挫折しやすい.なぜならそのような人は,要は他人から評価されるのが好きなだけで,評価されない時には挫けやすいからだ.コツコツとやり続けるには,やっぱり「ただ好きである」しかない. 下手の横好きこそ正解なのだ.(P.162 より)
その2.予々お仕事は(大変なこともあるが)人生の多くを占めるため「楽しい」ものであってほしいと思っていた.この「楽しい」を仕事に関して具体的に言語化すると以下のようになるのか.
馬鹿らしくなっても,ついつい気がついたらやってしまっている.それが本当の仕事というものだ.(P.174 より)
参考文献
ヒロシ, "働き方1.9 君も好きなことだけして生きていける, " 講談社,2018.