【読書メモ】知識を操る超読書術

【読書メモ】知識を操る超読書術

知識を操る超読書術1 の読書メモ.帯の「全部読むな!」につられて購入.(自分にとって)重要な部分を全部読まずにどのように抽出可能であるか気になった読んだ.ちなみに帯につられた影響か,書籍全部は読んでいない.

結果

以下の3ステップで読むと効率よく飛ばし読みすることが可能であると記述されている(P.35).

  1. 表紙・帯を読む
  2. 目次を読む
  3. 気になる1つの章を読む

本書は帯を読んで興味を持ったのである意味自分は正しいステップを踏んでいるのかもしれない.またこの読み方は,専門技術について先行調査する際の以下の流れと基本はそれほど変わらないと感じた.

  1. タイトル・アブストラクトを読む
  2. イントロの後半を読む(章構成を知るため)
  3. 気になる1つの章を読む(1枚のグラフを見る,という流れになったりもするが)

また読書の目的とは異なるが,個人的には以下の部分の共感が深かった(P.49)2

ほしい知識が明確であれば,少ない情報からでも,多くの知識を得ることができる

その他

筆者は主張が正しいかどうかは出典の有無で決めるきらいがあると記述している(はずである)が,筆者が紹介する具体例について出典が完全記述されていない(〇〇大学の研究ではとは書いてあるが,原著レベルで辿れない)のは個人的にはちょっと気になる…3


  1. メンタリストDaiGo, “知識を操る超読書術, ” かんき出版, 2019.

  2. スポーツチャンバラの練習は,確認したい部分が曖昧のまま2時間練習するよりも,確認したい部分が明確な状態で30分練習する方が効果は大きいのではないかと感じている.尚,その他の作業についてはダラダラとなんでもやってしまう模様.要改善.

  3. 読者層で原著(英語論文)まで辿ろうとする人が少ないからであろうか…はたまた多読のしすぎでメモし出すと効率が劇的に低下してしまうからであろうか…