定例ミーティングの議事メモ作成で心掛けていること

指導教官,及び他の学生と定例ミーティングを実施する際に議事メモを作成し,ミーティング後内容を展開し確認してもらっている.

議事メモを作成している理由は,議論した内容を間違って把握したり,食い違いが生じたりすることを防ぐためである.この議事メモ,指導教官及び他の学生に対して「検討内容を確認する上で役に立つ」と好評である.

この度,「作成すると勉強になる」という理由で議事メモを自分だけではなく学生で持ち回りで実施することになった.これに際し,議事メモ作成で自分が心掛けていること4点を他の学生に共有することにした.これらの内容は未来の自分にとっても有用であると考えたため以下に記載する.

  • その1:基本は資料に記載されていないことを記載する

資料は後ほど見返せば分かることから.とはいえ一言二言パッと資料の中身を記載しておくと資料を参照しやすくはなる.

  • その2:質疑応答は発言者を明記する

意見の齟齬,すなわち食い違いを防ぐために必要.また発言者が明記されることで疑問点を適切な人に質問できるようになる.

  • その3:同じ意味の概念は首尾一貫して同じ表現を用いる

例として『「磁場」と「磁界」を混同して使わない』ことが挙げられる.混同した表現を専門外の人が見ると2つの異なる概念であると勘違いする.

  • その4:議事メモの内容は参加者の記憶が残っているうちに展開し確認してもらう

可能であればミーティング開催日にサクッと展開できるのがベスト.内容そのものは不備がなければ簡潔な記載でOK(とはいえ文章化は重要.自分はできる限り箇条書きを避けるようにしている).ちなみに当該事項は自分が苦手とする事項であり,実現できるよう努力しているところである.

以上